夜遅く帰ってくると、パジャマ姿のうちの嫁が出てきた。
「おかえりッ・・・」
微妙な雰囲気の違いに気がつく前に、
彼女の目に眼帯がかけられていることに驚いた。
どうしたんだっ!?
肩を掴んで慌てた。
まさか、暴漢にでも襲われたんじゃあ―
そんな考えが浮かび、掴んだ手を緩める。
ちょっとね、と切り返す嫁・・・
そっと肩を寄せて、「今日は一緒に寝よう・・・」
僕は優しく抱いてあげることしかできなかった。
あいたたたた~
掃除中にしこたま顔をぶつけて涙ぐむ私、鶴美です。
名前負けした・・・鶴の優雅さがない。
わわわ、血が出てる。
しかもいっぱい・・・ウワッ
とりあえず、水を流してタオルで抑える。
少ししたら血は止まったけど・・・
どうしよう、普通に腫れてる・・・
包帯をまくほどひどくないし、バンドエードじゃちょっとかっこ悪い。
何か良いものは無いかしら?
そうだ、眼帯ッ!!
コレなら、かっこ悪くないし、どうかしたら喜んでもらえるかも。
萌えの一要素としても十分いけてる。うん♪
夜に帰ってくるのを、変に心待ちにして今日も楽しい。明日はイマ
・・・夜、帰ってすぐ私を見て青ざめたあの人には悪いことしたなぁ
でも、その晩優しくしてくれた。ありがとう。
そんな、あすイマの日常を書き綴ってみようかなと。
PR
この記事にコメントする
カテゴリー
これは推すッ!!
この業界に入った原因
虎の穴にも売ってる
¥13800 虎のが特かな
うちにもあるけど
白下着が一番似合ってる
ようやく来月で終わる
13巻は長かった
SSはすべて初回でッ頑張る