想いで

サヨウナラ　私の想い出
　　　　　　　　また会えるのか？あってもいいのか？
こんにちわ、私の想い出
　　　　　　　　変わらず美しく、強くなっていた。
またあした、私の想い出
　　　　　　　　どうか幸せに、どうか笑顔で　また明日

まるで創られた物語のような事って起こるものなのでしょうか？
想像したことが現実となる瞬間、世界はそのゆがみのために
天災が起こるのかもしれない・・・地震や雷雨、その程度だった。

あんたがそんなことをするなんて、雪でもふるんじゃない？

そんな台詞はドコでも言われている、
それがたとえ起こっても、自分が悪いわけじゃない、
天災を自分が何かしたから起こったなど、なんの根拠も無い。

毎日は普通に過ぎていく、そんな中で少しだけおかしなことが起こる。
それが災厄だったり、幸運だったりはわからない。

私に起こったのは、幸運だった。まるで世界の幸運を寄せ集めて
自分ひとりを幸せにしてもらったような気分でした。
その瞬間が起こるまで不運で、過ぎた後もやっぱり不運だ。
数日間の幸運を一気に放出した気分だ。

そんな物語、綺麗な綺麗な雨の降る中。
雨に感謝したり、逆に悪態をついたり・・・それでもひと時の夢を見る。

私はとても幸せだった。
チーズケーキや、チョコレートのそれに近いひと時、
甘酸っぱく、ほろ苦い、甘いだけじゃないから楽しめる。



小さな種

綺麗な花が咲くことは知っている、つぼみまで見た花。
それでも咲かせることができなかった後悔、

イマ、満開に咲いたその花を見て、自分が育てられなかった花を
羨ましく思い、切なく想う。悔しさなんて起こらないほど綺麗な花は
いつまでも綺麗でいてほしいと想うだけ、
自らもう一度育てることは出来やしない。

自分はその花を捨て、それを見た別の人が育て上げた。

自分はそれを咲かせられなかった。
どれほど悔しかったか、どれほど愛しかったかわからない。
誰かが育てたその花は想像以上に美しく、切なかった。

なぜ、自分は花をつけられなかった・・・

咲いた花をそのまま保つのは難しい、一夜限りで散る花もあれば
永劫咲き続ける花もある。

私は花を保つ術を知らなかった。つぼみまではなんとか育った。
咲かせるには、もう少し・・・でも咲かせた花を維持する方法は・・・？

枯らせてしまう自分を許せないだろう、私は花が散るのを恐れ逃げた。
思い出すのもツライその瞬間、綺麗に咲こうとする花を止め
私は咲く瞬間を見なかった。

イマ目の前に、咲いた花を見れて良かった。
少しの間だけお借りします。ごめんなさい。

触れることはしない、ただ見るだけ・・・ちゃんと見ておかないといけないのに、見れなかった。

でも

見るのはやっぱり辛かった、そのまま返せなくなるかもしれない。

それでも、見ることができてやっぱり嬉しかった。
見たことを後悔しなかった。
後は、あの花を忘れず咲き続けることを祈るだけ。
胸がいっぱいになって、これを書き残す。
言葉がいっぱい出てくるから書き残す、まとめることなんてしない。

あの美しい花の香りが残っているうちに。

咲かせられなかった花は、別の誰かの手により綺麗に咲き誇り
どんな花より美しかった。想像した以上に綺麗だった。

私はその花をいとおしく思い何もしない。
綺麗に咲き続けることを祈るだけ。もしも枯れそうになったら・・・
そのときは声をかける、手を差し伸べるのは振り向いたときだけ。

サヨウナラ、大好きだった花。
　　　　　　　　つけた花を落とさないで
またいつか、大好きだった花
　　　　　　　　変わらず綺麗な花を揺らしてて





うぅむ、何をかいているんでしょう。私は。
なんとなく、仕事で純愛系のソレを考えて、
いろんなネタを出してみた。
かっこいい言葉を書いてみた。
まだまだだなぁ、シナリオとか書けたらいいのになぁ。
出だしは悪くなかったと思うんだけどなぁ。
ほんと、涙がでちゃう。